今日、口にしたセリフ -3ページ目

『子供の頃、私ずっと夏が続けばいいと思ってたんだ』

まだまだ暑さが続くと思われる9月頭に事件もんの作品を上演することになりました。

4年前から始まったサンモールスタジオさんがプロデュースする実在の事件を元にしたCrimeシリーズです。

 

【Crimeシリーズとは】
実際にあった事件を共通テーマの元、

3人の作家がそれぞれの事件を描く3団体×40分のオムニバス公演。
第4弾は『ある視点』をテーマに、

犯人ではなく、その関係者の視点から事件を描く。

 

Crime1では整形を繰り返し15年にも渡る逃亡を続けた福田和子、
Crime2では教え子の葬式ごっこというイジメに加担した教師、
Crime3では指名手配中のオウム元信者を匿った女性に焦点を当てた物語を描いてきました。

今回のCrime4は、2008年に起こった「秋葉原無差別通り魔殺傷事件」により
人生が狂ってしまった犯人の弟を好きになった女性の視点から事件を描きます。
結婚を考えるほど好きだった人が凶悪犯罪者の弟。
そんな青天の霹靂に襲われた女性が交際を続けるか別れるかの葛藤の末、
ちゃんと答えを決断するまでの物語です。

 

■Case File 10
秋葉原無差別通り魔殺傷事件(2008年)■

The Stone Age ブライアント
『夏の夕暮れ、唇を噛みしめる』

作・演出:鮒田直也(The Stone Age)
出演:
青木祐也(りゃんめんにゅーろん)
石井玲歌
蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期)
俊えり
埴生雅人(チャリT企画)

 

先日、顔合わせとプレ稽古を行いました。
今作品の台本を使っての本格的な稽古は8月初旬からです。
1ヶ月かけて台本を書いていくのですが、
今浮かんでる最初のセリフは『子供の頃、私ずっと夏が続けばいいと思ってたんだ』です。

 

※公演の詳細は↓コチラ↓になります
https://stage.corich.jp/stage/152522