今日、口にしたセリフ

Sun-mallstudio produce
『Crime4 ~ある視点編~』

2022年9月2日(金)~9月11日(日)
@サンモールスタジオ


無事終幕しました。

ご来場いただいたお客様ありがとうございました!


■Case File 09
紀州のドン・ファン怪死事件(2018年)■
Sun-mallstudio produce
『ドンファン最後の晩餐』
作・演出:佐山泰三
出演:
一色凉太
ふくちまりこ(テアトルRUIプロダクション)
菊池敏弘(Mido Labo)
富沢たかし((株)ALBA)
憩居かなみ
佐藤杏奈((株)オスカープロモーション)

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■Case File 10
秋葉原無差別通り魔殺傷事件(2008年)■
The Stone Age ブライアント
『夏の夕暮れ、唇を噛みしめる』
作・演出:鮒田直也(The Stone Age)
出演:
青木祐也(りゃんめんにゅーろん)
石井玲歌
蒲公仁(個人企画集団*ガマ発動期)
俊えり
埴生雅人(チャリT企画)

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■Case File 11
世田谷一家殺害事件(2000年)■
ISAWO BOOKSTORE
『夜のカレンダー』
作・演出:高橋いさを
出演:
松井みどり(緑化計画)
長坂一哲(劇団ペリカン)
舞木ひと美
上田尋
吉田テツタ(テッピン)





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『幸せな物語、幸せな物語…』

サンモールスタジオプロデュース
『Crime4~ある視点編~』(9月2日~11日 全12ステージ)

ご来場いただいたお客様、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました!

昨日、おかげさまで千穐楽を迎えられることができました。
※映像配信は今週14日水曜日23時59分まで配信しています。

配信ページ https://sun-mallstudio.zaiko.io/item/350600

 

劇場公演を終えての“あとがき”を書きます。

実在の事件を元に3名の作家による3本立て公演。
私の作品は直接の加害者も被害者も出さないで、秋葉原通り魔殺傷事件を描こうとしました。

 

加害者の弟とは知らずに好きになった彼女の視点を通して、
シンプルに事件が起こった原因を考えてみようと思ったのです。

 

付き合ってる彼から、「俺は秋葉原事件の犯人の弟なんだ」と告げられた春の夜

 

彼が犯罪者の弟であることを両親に伝えるが、彼への思いは変わらない

 

何をやってもうまくいかない弟の仕事先の先輩が物語を動かす

 

彼との別れを決意した夏の夕暮れ

 

部屋中に真っ赤な夕日が2人を照らすラストシーン

 

物語としては
彼女が弟さんの心の傷に触れて
この先幸せにはなれないと感じて別れを決意するもの。

 

客席の後方から何度も何度も舞台上の「夏の夕暮れ、唇を噛みしめる」を観ているうちに
事件の根幹みたいなものは描けていたような気がしますが、
物語のラストシーンについてはお客様から様々なご感想をいただきました。
また、このような息苦しい作品についてのご感想もいただきました。

 

その中で特にお客様からいただいた印象に残るご感想ベスト5です。

 

◎正直ずっーと観ていられる舞台。時間があっという間に経ってしまうー!!
◎ラストシーンが美しかった。人間が泣き叫ぼうが笑おうが
 地球はお構いなしに廻っていて、人間は何てちっぽけなものなのか。
 そんなイメージが浮かんできて、美しく響きました。
◎一生懸命頑張ってきた弟への救いがなく、

 どういう気持ちで観終わったらいいのかわからない。
◎感情移入し過ぎて困った。ただこのような作品はお金を払って観るのはシンドイです。
 個人的には気持ち良くなるためにお金は使いたい気がします。
◎幸せな鮒田作品を早く観たいです。

 

『幸せな物語、幸せな物語…』

次作はお客様に幸せを感じてもらえるような物語を描きたいと思っています。

次回公演は2022年11月30日(水)~12月4日(日)
The Stone Age ブライアント第8回公演
「万博2222(仮題)」@サンモールスタジオ

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